2022年3月9日
津門川での生物調査
神戸女学院の近くを流れる津門川は、武庫川と山陽新幹線六甲トンネルからの湧き水を水源とする川です。西宮の人たちにとっては、身近で愛着のある川といえます。 街中を流れている川のため、水害が起こらないよう、コンクリートで岸辺が固められているのですが、海から近いこともあり、淡水魚だ...
2022年3月8日
虫採りは楽しい?
環境・バイオサイエンス学科では、1年生からいろいろな実習&演習を行います。私の担当回では、生物採集の実習が多く、虫採り網をちょくちょく使います。この捕虫網は、子どもが虫採りに使うものとは異なり、非常に軽量で間口が大きく、長い柄が付いた、昆虫の研究者が使用するものです。...
2022年3月8日
琵琶湖のビワヨシ
保全生態学研究室では、水生生物を中心にその繁殖行動や生活史などの生態を明らかにしつつ、生物多様性の保全のための研究を行っています。 いろいろな生物が研究対象なのですが、最近学生と一緒によく調べているのはビワヨシノボリというハゼの仲間です。滋賀県琵琶湖の固有種で、その繁殖生態...
2022年3月6日
四十谷川で生物採集
四十谷川とは、神戸女学院の周囲を囲むように流れている小川です。 河岸と川の底がコンクリートで固められた溝のような殺風景な川なのですが、調べてみると、スミウキゴリやカワヨシノボリなどの魚やニンギョウトビケラなどの水生昆虫など、意外にもいろいろな生き物が生活していることがわかり...
2022年3月4日
大学の中庭でアリとスミレの共生関係を調査
キャンパスが美しい神戸女学院の中でも、芝生が広がる中庭はとくにきれいです。この中庭で、生態学実習の私の担当回では、アリとスミレの共生関係について検討するための調査を行っています。 スミレの種子にはエライオソームと呼ばれるアリを惹きつける成分を含む付属体が付いています。アリは...